マンションに住んでいてピアノを設置する際に、まず置き場所について悩みます。
ピアノは繊細な楽器であり、重量もあるので置き場所には注意しなければなりません。
そこで、マンションでおすすめなピアノの置き場所や注意点についてお伝えしていきましょう。
マンションでピアノを楽しむためには防音の対策や搬入についても確認が必要です。
ぜひ参考にピアノのある生活を楽しみましょう。
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マンションでおすすめなピアノの置き場所とは
風通しが良く、直射日光が当たらない場所
ピアノを含め、楽器はすべて繊細なつくりでできているので、直射日光やじめじめと湿った環境に弱いです。環境が悪いと部品をいためて綺麗な音色が出なくなってしまったり、びっしりとカビがついてしまうことがあります。また強い日差しが当たるところに置いておくと塗装がはがれたり、音を狂わせてしまうこともあるので、直射日光が当たる場所は避けるか、カーテンなどで対策を取りましょう。ホコリっぽいと鍵盤や鍵盤下に汚れが溜まってしまいやすいので、風通しの良い場所であるというのも大切です。結露が発生してしまいやすい場所も良くありません。またキッチンや飲食する場所に近いと、油や食べ物の汚れが付着してしまうので避けましょう。
窓際、壁際ぴったりは避ける
ピアノを窓際に置く、窓が大きい部屋に置くことはおすすめしません。音漏れしやすいのもそうですが、窓際というのは温度の変化・陽射しの当たり具合が激しく、ピアノにとって良くありません。繊細な楽器ですから丁寧に扱う必要があります。壁にぴったりつくようにピアノを置くことも同様です。
マンションでのピアノの置き場所は床の耐重量を確認すること
耐重量を確認しておくこと
ピアノの重さと、マンションの床の耐重量は確認しておきましょう。ピアノも種類によって重さが異なります。鉄筋コンクリートであり、マンション側でピアノOKと言っていても、念のため確認しておくと安心です。また重さの面をクリアしても、ピアノの四本足が床を傷つけたりへこませる可能性もあるので、直接設置するよりマットや板を敷くことをおすすめします。畳はへこませてしまいますので、畳の上に置くことはできません。畳がある場所にしか置けないという時は板を挟むなど、対策が必要です。それでも沈んでしまう可能性があるのでご注意ください。
床暖房が入っている部屋は注意
床暖房機能がついている部屋に設置するときは、温度管理に注意が必要です。床の温度が直接ピアノに伝わるので、温かくしすぎたりすると良くありません。念のため断熱マットを敷いておくと良いでしょう。また耐重量的に床暖房機能が壊れたりすることもあるので注意しましょう。
マンションでのピアノの置き場所には注意が必要
置いてからのシミュレーションも必須
ピアノを設置していざ安心と思ったら、ドアが開閉しづらくなったり、クローゼットが開けられなくなったり、電気スイッチにかぶさってしまったりということもあります。ドアが開閉しづらいところに置いてしまったらピアノを傷つける可能性もありますので、スライド式のドアがある部屋だと置きやすいでしょう。
窓とエアコンの位置
窓際ぴったりに設置するのは、気温や日光、防音的に良くありません。どうしても窓に近いところになってしまう場合は防音カーテンや遮熱カーテンで、対策をとりましょう。またエアコンの拭き出し口が近く、直接ピアノにかかるような位置だと結露が起きてしまいやすいので、エアコンに近すぎる位置に設置するのも避けましょう。
マンションでピアノを楽しむためには防音対策も大切
円満なご近所付き合いをするためにも、演奏を楽しむなら防音対策は必要になってきます。
- 防音マットや壁シートを活用する
防音マットを敷く、壁にも防音シート・吸音材を貼る、窓に隙間シートを貼る、壁際・窓際に設置しないなど、ある程度の防音設備は整えておきましょう。これらをやっても完全に音が防げるわけではないので、演奏する時間帯などにも注意が必要です。 - 演奏をやめた方がいい時間帯
早朝、また夜の20時以降は避けましょう。演奏が下手であろうと上手であろうと、くぐもった音と振動として伝わるので隣人にとっては騒音となってしまいかねません。また人によって生活スタイルは異なり、平日の昼間が休みという方もいるので、ずっと長時間演奏し続けるのも避けた方が無難です。隣人には「うるさかったら教えてくださいね」と軽く声をかけておいた方が気持ちも楽でしょう。
ピアノの搬入についても確認しておくこと
ピアノを設置する部屋が決まったら、搬入についても確認が必要です。
色々とごたごたしてしまう可能性があるので、隣人に挨拶は済ませておきましょう。