冷凍品を宅急便で送る際には、通常と同様に送ることはできません。送り方や準備にも注意が必要です。
ここでは冷凍品を送る際の準備や、伝票の書き方の注意点、また梱包の仕方についてもご紹介をいたします。
また冷蔵品の取り扱いを行っていても、冷凍品の取り扱いはしていない場合もありますので、配送を頼むときには確認を忘れずに行ってください。
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冷凍の宅急便の送り方は予冷も重要なポイント
商品を新鮮なまま送りたい時や冷たい物を送りたい時には、冷凍されたまま宅配をお願いしたいことがあります。
冷凍の商品を発送したい時には通常の荷物を発送する時とは違い、送る側の準備も多くなる
まず、冷凍の宅急便とは、荷物の温度を保ちながら輸送するというサービスですので、常温の荷物を預けたからと言って冷凍してくれるわけではありません。
ですから、送り主はあらかじめ送りたい冷凍の荷物を発送の直前まで冷凍庫などで冷やして保管しておく必要があります。
万一常温の商品をそのまま発送してしまうと、その荷物がトラックの中の温度を上昇させてしまい他の荷物を傷ませてしまう可能性があります。
その他にも、配送の途中で中の商品が傷んでしまい、他の荷物にニオイが移ってしまうという事もあるのです。
発送までは自分の責任でしっかりと商品を冷凍保存しておきましょう。
他の荷物のためにもこれを守って冷凍の荷物を発送しましょう。
冷凍の宅急便の送り方、梱包方法
ポイントを押さえて正しく発送する事を心がけましょう。
中の荷物は先述の通り、発送の直前までしっかりと予冷をしてガチガチに凍らせておきましょう。
荷物を入れる物ですが特にこれと言った規定はありませんので、紙袋やダンボールに入れて送る事ができます。
しかし、紙袋やダンボールは湿気を吸ったり濡れてしまうと強度が弱くなり破けたり壊れたりしてしまいますので、上からビニールをかぶせて水気対策をしましょう。
荷物が重い場合には発泡スチロールの箱に詰めると安心して送れます。
発泡スチロールの場合には中に保冷剤を入れて送ると温度変化が少なくて済みます。
荷物の大きさに合わせてダンボールの大きさを選んでください。
ダンボールと荷物の間にすき間ができてしまった場合には新聞紙などを使ってすき間を埋めましょう。
また、冷凍の商品は通常の宅急便と比べると送る事の出来る最大のサイズが小さいので、荷物を梱包する時には荷物のサイズと重さを確認しましょう。
冷凍の宅急便の送り状の書き方、送り方について
宅急便で冷凍の荷物を送る時にはまず必ず冷凍であることを告げましょう。
それから伝票をもらって書くのですが、クール便はクール便の伝票がありますので必ず確認して伝票を記入します。
その際に伝票は元払いなのか着払いなのかも一緒に伝えておくとドライバーさんの手間が省けますので親切です。
また、いつ来ても慌てないように送り先の住所も用意しておきドライバーさんを待ちます。
伝票を書く時には住所や氏名を間違わない事はもちろんですが、品名を必ず記入します。
そして、ドライバーさんにクール便であるという事を必ず伝えて、クール便のシールを貼ってもらいます。
営業所に持ち込む時にも同じような流れで荷物を持っていき、対応してくれる人に必ずクール便である事を伝えて発送をしましょう。
冷凍の宅急便はコンビニから送ることができません
宅急便のサービスはコンビニでも取り扱っていますので24時間いつでも荷物の発送手続きができますので便利です。
冷凍の荷物はコンビニから送る事は不可能です。
荷物を自分で営業所まで持っていくと料金が割引になるサービスがある配送会社もありますので、営業所が行ける範囲にあるのであれば自分で持ち込んだ方が少しお得になります。
荷物を持っていく間にせっかく予冷していた荷物の温度が上がってしまい荷物が溶けてしまったなど、予冷した意味がなくなってしまうという事も十分に考えられますので、そのような場合には無理に荷物を持っていくことはせず、集荷の依頼をした方が確実に荷物を冷凍された状態で送る事ができます。
郵便局は冷蔵はOKですが冷凍の配送は行っていません
配送業者によって行っているサービスは異なりますので、送る前には十分な確認をして送りましょう。
どの配送業者も冷凍商品を預かってくれると思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
郵便局はチルド商品だけを取り扱っており、0度から5度までで保冷しながら配送するものに関しては送る事ができますが、マイナス15度以下で保冷しなくてはならないような荷物に関しては取り扱っておりません。
梱包の仕方はどのようなものでも構いませんが、中の荷物が壊れたりする事のないように梱包して、冷凍の時と同じように発送の直前まで冷蔵庫で保管して予冷しておきます。
郵便局で冷蔵商品を送る時も、集荷か郵便局への持ち込みで発送の手続きをします。