住宅ローンを借換するときのデメリットとは?借換について

住宅ローンを借換するときにはどのようなデメリットがあるのでしょうか。

借換のタイミングかもしれないと思ったときには、ローンの残高、残りのローンの期間、今の金利と借り換えた後の金利などを確認してみてください。

あなたにとってメリットがあるかないかを判断できます。住宅ローンを借換するときのデメリットについて紹介します。

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住宅ローンのデメリットは借換費用と手続きがかかる事

平成の終わりごろから続く「超」が付くほどの低金利によって、住宅ローンの金利が大幅に下がっているので、その前に契約していた金利が高い状態の住宅ローンの契約者は借換を検討する傾向にあります。

契約中の住宅ローンの金利と現在の金利を比べて大きく金利に差がある場合には、支払う総額を大幅に減らすことができるので、まずは諸費用も含めて計算をして比較してみてください。
かかってしまう諸費用の他にも面倒な手続きが必要になってくるので、デメリットと言える部分を考えながらよく検討してください。

忘れずに考えなければならない諸費用

住宅ローンを契約する時にも諸費用がかかったのと同様に、住宅ローンの借換を行う時にも様々な手続きがあるので、それに伴って費用がかかります。

借換では現在契約中のローンに関する手続きに数万円、住宅の抵当権の抹消と更新に数万円、新しく契約するローンの手続きに数十万円かかるので、総額で30万円~80万円必要になります。
諸費用は高額になるので新しく契約する住宅ローンと一緒に組み込むことができますが、諸費用の総額を足してしまうと契約中の住宅ローンとそれほど変わらなくなってしまうこともあるので、しっかりと計算をして借換をするメリットが大きくあるのかどうか確認することがとても重要です。

借換をするとその他の手続きも必要になる

住宅ローンの借換をすると契約する金融機関が変わるので、給料の振込先を新しく契約した住宅ローンの金融機関に変更しなければなりません。

給料の口座で水道や電気などの光熱費、クレジットカードなどを引き落としにしている場合には、すべての引き落とし口座を変更するか給料日にお金を移動させるなどの手間がかかってしまいます。

住宅ローンの借換デメリットとなるローンのタイプとは

現在の住宅ローンを契約したときに安定を選んで固定金利にしていた場合、契約時に変動金利よりも高い金利が設定されていたこともあって、さらに安くなった変動金利の安さについ釣られてしまうことがありますが、この先の返済期間がまだ長期の場合には注意が必要です。

固定金利から変動金利に変更する場合にはしっかりと検討しなければなりません

固定金利での返済期間がまだ20~30年と長い場合、変動金利に変えてしまうと金利が上がるリスクに長期間さらされてしまう

限界まで下がっている金利で変動金利を契約してしまえばこれ以上金利が下がることはないので、残りの長期間は金利は必ず上がります。
金利が上がってしまえばかつての超低金利で住宅ローンを契約することはできないので、返済期間が長期間に渡る場合には、固定金利から変動金利への借換のメリットは無くなってしまうと言えます。

変動金利から固定金利、固定金利から固定金利の借換であれば、計算した金額によってメリットの方が大きければ借換をおすすめします。

はじめから変動金利にしていた方に多いのは、返済期間を短く済ませられるために固定金利にするメリットが少ない場合や、金利が安くなることが予想されて借換を前提としている場合なので、金利の変動にあまり左右されないと予想されている場合です。

住宅メーカーでは支払金額を少なく見せて住宅の購入意欲を高めようと、安く設定されている変動金利で計算した月々の返済額のみを記載しているところが多いので、新規の住宅の購入を考えている場合は、どちらのタイプの住宅ローンがが自分の返済計画に合うのかしっかり見極めることが大切です。

住宅ローンの借換でデメリットよりもメリットが多くなるようにするコツ

ここまででご紹介したデメリットよりもメリットとなる金額が大きければ住宅ローンの借換をして返済額を減らしたほうがいいので、借換を行う際に団体信用生命保険を充実したものに変え、メリットでもある安心感をより増やしてみてはどうでしょうか。

返済期間の残りが10年以上あり、残りの返済額が1千万円を超え、現在契約中の住宅ローンとの金利の差が1パーセント以上の場合
借換をしたほうがメリットが大きくなることが多くなっているので、金融機関で借換の相談をしてみることをおすすめします。

借換のメリットはサービスの質を上げられること

現在の住宅ローンを契約してから数年経っている場合には団信の内容がさらに充実していることが多く、これもメリットの一つです。

過去の団信では世帯主の病気などで支払いが免除される契約であっても、新しいものでは奥様保障などで世帯主だけでなく奥様が病気などになった場合にも保障が受けられるようになったり、8大疾病の保証から11大疾病の保証に幅が広がったりと、内容が充実していることがあります。

また、一部繰り上げ返済の金額の設定が小さく設定されている住宅ローンもあり、早ければ早いほうがいい繰り上げ返済が気軽に行いやすくなっていることもあり、繰り上げ返済の便利さが売りの住宅ローンもあります。

住宅ローンの借換をするときには必ずシュミレーションをしましょう

住宅ローンの借換をするにあたって一番重要なことは、しっかりシュミレーションを行って十分に検討をすることです。

自分での計算は少し大変なので、ファイナンシャルプランナーの資格を持っている方に相談して、借換を行ったほうがいいのか聞いてみましょう。
お付き合いのある保険屋さんなどが資格を持っている場合、無料で簡単に見てくれることがあるので、相談してみましょう。

借換の相談をする時に借入中の銀行には相談しないのが鉄則

銀行にとっては住宅ローンの契約数が減ってしまうと、そのぶん銀行に入る利息などの収益が減ってしまうため、他の銀行へ借換をするメリットがないばかりか諸費用分を損してしまうように言われてしう可能性が高くなってしまいます。
しかしこの場合、契約中の住宅ローンの金利を下げてもらえる交渉をすることはできるので、銀行の立場を逆手にとってうまく交渉してみる価値はありますよ。

金利の引き下げ交渉をする時には念入りな準備が肝心です

どこの銀行で考えているのか具体的に名前を出し、いつ頃の時期が目安なのか、金利がどのくらい低くなって返済額をどのくらい減らすことができるのか計算をしてから臨みましょう。

ただし、ここまでの準備をして交渉に臨むわけですから、実際に借換をする覚悟が必要ですし、そうなった場合の金融機関の住宅ローンを見つけておく必要があります。

住宅ローンの借換をスムーズに行う方法

住宅ローンの借換にはどうしても時間がかかってしまいますから、金利の引き下げ交渉がうまくいかなくて借換をすることになっても早く手続きを終えられるように、借換を検討している金融機関の審査に事前に通しておくとその後の手続きをスムーズに行うことができます。

金利の引き下げがうまくいけば、金利は安くなり返済の総額は減りますが、金利を変更するための手続きに費用がかかるので、念頭に置いておきましょう。