黒カビが服に!?そんな時に出来るクリーニングのやり方

梅雨などでジメジメしている時期は、気がついたら、黒カビが服に発生してしまっていたなんてこともありますよね。
そんな時は、プロであるクリーニングに出すのが一番ですが、その時に気をつけることはあるのでしょうか。
また、家で出来るカビ落としのやり方や、家の服にカビを生やさないようにする対策などについてご紹介しますので、是非参考にしてみてください。

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服に黒カビが出たら、クリーニングに出そう

自宅で服についた黒カビを落とそうとする時に最初に思いつくのが「漂白剤」を使った洗濯になるかと思いますが、実はカビの種類によってカビの落とし方は異なります。

漂白剤は服の素材によっては素材を傷めてしまう恐れもあるため、自己判断で洗濯を行うことは大変危険です。

服に生えるカビは、白カビ、赤カビ、緑色のカビなど

中でも黒カビは一番厄介なカビで落とすのが難しく、自宅で間違った洗濯をすることによって、二度と落とせない汚れになってしまう可能性もあるため、自分でなんとかしようとする前に、一度専門家であるクリーニング店に持ち込んでみるのが一番です。

クリーニング店でも高度な技が必要となるカビ落としは、衣服を持ち込んだとしても必ずしも快く引き受けてもらえるとは限らず、状態によっては断られる場合もあるため、一度クリーニング店に持ち込んでカビの状態を確認してもらい、併せて料金の確認もしてからクリーニングをお願いするかどうかを検討してみましょう。

服に黒カビがついたら、家でクリーニングしてみましょう

服に黒カビを生やしてしまった…となると、恥ずかしくてクリーニング店に持ち込めないという方もいるかもしれません。
そのまま処分するくらいなら、一度自宅でホームクリーニングをしてみるのも一つの手です。

小さな黒カビであれば自宅でも取ることが出来るかもしれませんし、服の素材によっても、ホームクリーニング可能なものがありますので、ぜひ洗濯方法を参考にしてみてください。

自宅で黒カビが生えた服に使うのは酸素系漂白剤

実際にクリーニングを開始する前に、洗濯表示を確認します。

  1. お湯洗い可能かどうか
  2. 酸素系漂白剤の使用が可能かどうか

2つを確認し、大丈夫であれば服の目立たない位置で事前に「色落ちしないかどうか」についても確認しておきましょう。

  1. 洗面器に50度のお湯と、酸素系漂白剤大さじ1程度を入れたら、カビが生えた部分が浸るようにして服を浸け込みます。
  2. そのまま2~4時間程度、カビの部分のみを洗浄液に浸け込み、時間になったらすすいでから普段どおりの洗濯をすれば、黒カビが落ちる場合がありますよ。

服につくカビは黒カビ以外にも白カビもあります

最初に紹介したように、カビにはいろいろな種類がありますが、洋服に発生するカビは黒カビ以外に、白カビもあります。

白カビは黒カビに比べると軽度なカビになるので、落とすのも比較的カンタンで、クリーニング店に持ち込まなくても、自宅でホームクリーニングが簡単にできます。

服についた白カビの落とし方

  1. 白カビが付着した部分を濡らす前に、まずは乾いた状態で洋服ブラシを掛けて白カビの表面を擦ります。
  2. 消毒用エタノールをタオルに含ませたら、洋服の裏側に当て布をしながら、当て布に向かってカビを落とすイメージで、エタノールを含ませたタオルで叩いて落とします。
  3. あとは、洗濯物干しに干して、しっかりと乾燥させるだけでクリーニング完了です。
メイク落としなどを使ってササッと拭き取る方法もありますが、この方法だとまた同じ場所から白カビが生えてくる可能性が高いため、エタノールでしっかりと拭き取るのがおすすめです。

最初に紹介したように、白カビの場合にもクリーニング店に持ち込んだほうが確実にカビをキレイに落としてもらえるので、状態に応じて必要であればクリーニング店の利用も検討しましょう。

黒カビが服に生えたらクリーニング!でもその前に出来る対策方法は

服に黒カビが発生する理由はただ一つ。

カビが好む湿度とホコリなどのエサが十分にある場所に服が保管されているからです。

梅雨の時期に、濡れた洗濯物を干しているだけでもその環境は生まれますし、しっかり乾かしてから保管した服であっても、扉が締め切られた高温多湿のクローゼットやタンスの中だと、カビが発生するために必要な環境が揃いやすくなってしまいます。

梅雨の時期に洗濯物を干す際

除湿機、乾燥機、扇風機、エアコンなどを使って洗濯物を早く乾燥させる努力が必要になりますし、クローゼットやタンスの中にはホコリを溜め込まないように定期的に掃除機を掛けたり、乾燥剤や除湿剤、衣類カバーなどを使用して衣類を大切に保護するなどの工夫が必要になります。

服に黒カビは無いのに、なんだかカビ臭い時はこれをやってみよう

服に黒カビが見当たらないのに、カビ臭くなってしまった時には、普段どおりの洗濯を「ぬるま湯」でして、さらに洗濯洗剤に消臭効果のある「重曹」を混ぜることで解決します。

洗濯機の蛇口からお湯が出せる場合は、40度程度のお湯で注水し、出来ない場合には水に熱湯を混ぜてぬるま湯を作るか、浴槽からお湯を汲み取ってください。

お湯の注水が終わり、洗いコースが始まったら、重曹粉末1カップを洗濯槽の中に直接入れて洗濯をし、干すだけでカビ臭さは除去出来ているはずです。

洗濯できない素材の服がカビ臭い時には、重曹粉末を直接服に掛けてしばらく放置し、重曹粉末を洋服ブラシで落としてから半日干して置くことで臭いがスッキリします。