過炭酸ナトリウムは洗濯機の掃除に使える!掃除の手順と注意点

衣類の洗濯をする洗濯機自体も、綺麗な状態に保っておきたいものです。洗濯機の掃除をするときに過炭酸ナトリウムを使うと良いという話を聞いた事がある人もいるのではないでしょうか。

過炭酸ナトリウムは衣類の洗濯に使用することもできますが、洗濯槽のお洗濯に使用することもできます。

ここでは、過炭酸ナトリウムを使って洗濯機の掃除をする方法についてお伝えします。縦型洗濯機・ドラム式洗濯機の掃除の手順や使用する量などを知って、過炭酸ナトリウムを便利に活用しましょう。

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洗濯機がこんな状態の時は過炭酸ナトリウムで洗濯機の掃除がおすすめ

私は洗濯機の掃除は1~2ヶ月に1回は行うように気をつけていますが、それでも毎回掃除の度に大量のカビなどの汚れがとれるので、「洗濯機の掃除を一度もしたことがない!」という方は絶対に掃除をした方が良いと断言します。

他にも、洗濯機周辺が臭ったり、洗った洗濯物から柔軟剤の香りがしない、洗濯物に小さなゴミが付着する、洗濯物の汚れの落ちが悪いように感じる等の悩みをお持ちの方がいたとしたら、それは間違いなく洗濯機が汚れている証拠ですので、今すぐここで紹介する「過炭酸ナトリウム」を使った洗濯機の掃除を行ってみて下さい。

洗濯機の掃除を一度もしたことがない方や、長いこと洗濯槽洗浄をしていない方の場合には、1回の掃除だけで洗濯機をピカピカにすることは難しいかもしれませんが、1回掃除をするだけでかなりの量の汚れが落とせますし、洗濯機の掃除をした後は、間違いなく洗濯で爽快感を味わえるはずなので、これを機に、定期的な洗濯機掃除に取り組んでみてはいかがでしょうか。

過炭酸ナトリウムで縦型洗濯機を掃除するときの量と掃除方法

洗濯機には縦型の洗濯機とドラム式の洗濯機がありますので、2つのタイプに分けて掃除方法を紹介していきたいと思います。

縦型洗濯機を過炭酸ナトリウムで掃除する方法

【用意するもの】

  • 過炭酸ナトリウム(水10リットルに対して100g必要です。)
  • お湯(40~50度の温度で用意して下さい。)
  • ゴミ取りネット
  • バケツまたは洗面器

【掃除の方法】

  1. 洗濯槽の内部に糸くずネットがある場合は、洗濯機の掃除に取り掛かる前に取り外してから、洗濯機の高水位の位置まで40~50度の熱めのお湯を入れます。
  2. 1のお湯の中に過炭酸ナトリウムを投入(洗濯機の掃除が初めての方は、過炭酸ナトリウムの量を少し多めにすると効果的!)したら、洗濯機の洗いコースで、まずは5分間、洗濯機を撹拌します。
  3. 蓋を開けて中のゴミを確認し、浮いてきてゴミは残さずネットですくいます。
  4. 2時間程度洗濯機の蓋をしめて浸け置きしたら、再度洗濯機を5分間洗いで運転させ、ネットでゴミをすくいます。
  5. 5分間洗ってゴミを取る作業を2~3回(場合によっては4~5回)繰り返し、ゴミが浮いてこなくなったら、脱水、すすぎを行います。
  6. 最後に洗濯槽の内側に付着したゴミを拭き取り、綺麗に洗った糸くずネットを元に戻して完了です。

過炭酸ナトリウムでドラム式の洗濯機も掃除しよう!洗濯の手順

洗濯槽全体にまんべんなくお湯が浸透する縦型洗濯機に比べると、ドラム式洗濯機は洗濯槽全体にお湯を溜めることは出来ず、ドラムの半円以下の水位までしかお湯を入れることができないため、縦型洗濯機よりも掃除が難しいです。
一度に全ての汚れを取り切ることは難しいかもしれませんが、定期的な洗濯機の掃除を繰り返していけば、確実に洗濯槽がきれいになっていきますので、一度の掃除で完璧に掃除が出来なくても、諦めずに掃除を繰り返してみることをおすすめします。

ドラム式洗濯機を過炭酸ナトリウムで掃除する方法

用意するものは、先程紹介した4点を参照して下さい。

【掃除の方法】

  1. 掃除の途中で何度もドアを開けることになるので、ドアを開けてもこぼれないギリギリのラインを確認しながら、40~50度のお湯と分量分の過炭酸ナトリウムを入れていきます。
  2. 洗濯機の洗いのコースを最長時間で設定し、10分程度洗濯機を回してから一度止め、ゴミをネットですくいます。
  3. 難しいかもしれませんが、30分程度放置して再起動、30分放置して再起動を繰り返して、洗濯槽全体を順に浸け置きできるようにゴミをすくいながら作業してみてください。
  4. 2~4時間程度作業を繰り返し、洗濯槽全体が洗えたら、ネットでゴミをすくってすすぎを行いましょう。
  5. 洗濯槽の内側に付いたゴミを拭き取り、最後に排水フィルターを外して綺麗に洗ったら掃除終了です。

洗濯機の掃除に過炭酸ナトリウムを使うときの注意点と掃除の頻度

洗濯機の掃除を過炭酸ナトリウムでするときには、縦型洗濯機の場合もドラム式洗濯機の場合にも、「お湯の温度」は過炭酸ナトリウムが効率よく効果を発揮してくれる40~50度範囲から温度がズレないようにして準備するのが、洗濯機掃除成功の鍵です。

また、縦型洗濯機が満水までお湯を入れることにより、まんべんなく洗濯槽内部の汚れを取ることができるのに対して、ドラム式洗濯機の場合には満水までお湯を入れてしまうと浮いたゴミが取れなくなってしまい、そのまま汚れたお湯を排水すると排水口の詰まりの原因になってしまうことがあるという点も注意が必要です。
ドラム式洗濯機をお使いの方は、入れるお湯の量にも注意が必要ですし、水が入った状態で扉を空けられないタイプのものもあるため、そのような洗濯機にはこの掃除方法は使えません。

縦型洗濯機の場合には1ヶ月~2ヶ月に1回の洗濯機掃除で十分ですが、ドラム式洗濯機は洗濯の際に入れられる水の量が少なく汚れの落ちにバラつきが出てしまうので、洗濯機に取り切れなかったゴミが残ってしまい掃除の頻繁にもバラつきが出ます。

洗濯機の使用状況や、温度湿度などの環境によっても洗濯機の掃除の頻度はそれぞれですので、ご自分の家庭に合った掃除の頻度を見つけて、できれば洗濯機からゴミが浮いてくる前に定期的に掃除をしたいですね。

過炭酸ナトリウムとはどんなもの?過炭酸ナトリウムについて

市販の洗濯槽クリーナーがあるのに、なぜわざわざ過炭酸ナトリウムで洗濯機の掃除をするのだろうかと思っている方もいるかもしれません。
確かに、市販の洗濯槽クリーナーでも洗濯機の掃除は行えるのですが、私の場合は、洗濯槽の掃除のためだけに専用洗剤を買う手間が面倒なので、自宅にある万能洗剤を使って掃除が出来たほうが便利だと考えました。過炭酸ナトリウムは、キッチン、洗面台、浴室などのあらゆる場所の掃除に使うことができるため、我が家では大量にストックがあり、「掃除をしようかな」と思った時にすぐに始められるという点で大変助かっています。
「掃除をしようかな」と思っても、「洗剤を切らしていた」となったのでは、掃除をする気も失せてしまいますから…。
また、市販の洗濯槽クリーナーは汚れを溶かして分解する塩素系のものが多いのに対し、過炭酸ナトリウムは発泡によって汚れを浮かせて落とすため、洗濯機内部のゴミが目で捉えられて、どれくらい汚れていたのかがわかりやすいため掃除の実感が持てて満足感があります。
汚れを浮かせるだけでなく、漂白剤としての「除菌」「漂白」「消臭」といった役割もしっかり果たしてくれるので、過炭酸ナトリウムは洗濯機の掃除には最適なアイテムだというわけです。