スエードジャケットは自宅で洗濯ができる？洗濯の方法と注意点

衣替えをしたらスエードのジャケットが汚れてる？汚れていないと思って片付けていた衣類も、時間が経つと汚れが目立つようになっていることがあります。

スエードのような革製品はクリーニング店に出すのが一番ですが、自宅で洗濯をすることはできるのでしょうか？

そこでスエード製品が自宅で洗濯をできるか確認する方法、可能な場合の洗濯方法、注意点についてご紹介をいたします。絶対に失敗したくない場合は、費用がかかってもやはりプロに頼む事をおすすめします。無理はしないでくださいね。

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スエードジャケットを自宅で洗濯をする方法

スエードのジャケットを洗濯できるかできないかは、必ず洗濯絵表示の確認をして判断しましょう。

また、それと同時に洗濯機が使えるのか、手洗いのみなのかもしっかりと見てください。

洗濯機で洗える場合のスエードジャケットの洗い方

1. まず洗濯絵表示の確認をします。
2. 洗濯可能であれば、ジャケットをブラッシングするなどしてゴミやホコリなどを取り除きましょう。
3. ジャケットが入るサイズの洗濯用ネットを用意し、畳んでいれます。
   この時に、ボタンやファスナーはきちんとしめて入れるように気をつけましょう。
4. 洗濯用洗剤と柔軟剤を入れておしゃれ着コースや手洗いコースで洗います。
   この時使う洗濯用洗剤ですが、おしゃれ着用の中性ものを使用するようにしましょう。
5. 洗濯が終わったら、放置せずに取り出して干します。
6. 干す場所は風通しのよいところ、直射日光の当たらない場所をえらびます。
7. 乾いたら丁寧に優しくブラシをかけて完成です。

手洗いがOKなスエードジャケットの洗濯方法

スエードのジャケットにも手洗いであれば洗うことができるものもあります。

その場合には洗濯機は使えないので当然手間はかかりますが、きれいにすることができるので洗ってみましょう。

1. 洗濯洗剤や柔軟剤は先程書いた洗濯機を使用する場合に使うものと同じものでＯＫです。あとは、洗濯をするためのタライやバケツなど十分な大きさのある容器を用意してください。
2. 事前準備として、ジャケットのホコリやゴミはブラッシングして落としておきましょう。
3. 水と洗剤と溶かしたものが入っている容器にジャケットを入れます。
4. 洗剤の溶け残りがないようにしっかりと混ぜて溶かしておいてください。
5. 押し洗いをして汚れを落としていきますが、扱う時には優しくするように意識しましょう。
6. ある程度きれいになったら、水を入れ替えながらすすぎます。
7. すすぎの段階で柔軟剤を使いましょう。
8. きちんとすすげたら、脱水をして水をよくきります。
   シワが残らないようにしっかりと伸ばし、ジャケットの肩や襟、袖など形を直したら陰干ししましょう。
9. 仕上げとして、ブラッシングをして完成です。

お家でスエードジャケットを洗濯する時の注意点

色落ちや色移りに注意する

スエードジャケットの洗濯をする際に注意が必要なのが色落ちや色移りです。
単色のジャケットであれば、単独で洗えば色移りの心配はありません。
しかし、ジャケットのデザインによっては２色になっているものもあるので注意が必要です。
色落ちが多い場合には、洗う時間やすすぐ時間など水に使っている時間を短くするなど工夫をしましょう。

脱水のしすぎに注意する

しっかり脱水をしたいからと言って、長時間するのは避けましょう。
ジャケットにシワが付いてしまうので短い時間を心がけてください。

脱水の後は忘れずに形を整える

脱水した後はシワは目立つし気になるので直す方も多いと思いますが、その際に引っ張るなどして生地の歪みを直したり、形をきれいに整えてください。
そのまま乾かすと歪んだままの形で乾いてしまいますし、乾いた後では整えることは難しいのです。

スエードの洗濯に専用洗剤も販売されています

自宅でのスエード生地の洗濯には、おしゃれ着用の中性洗剤の使用をするといいと書きました。
しかし、より本格的に、または革のダメージを少なくしたり、きれいに洗うことのできる革専用の洗濯洗剤やスエード専用の洗濯洗剤も売られているので活用してみましょう。

おしゃれ着用の洗剤よりも費用はかかることが多いですが、きれいに洗えなかったときなどには一度試してみるのも良いかもしれませんね。

使用する際には、洗濯方法も異なるので取扱説明書をよく読み、それに従い洗濯するようにしましょう。

スエードジャケットを長く着るためのお手入れのコツ

そういった場合でも、お気に入りのものであれば長い期間きれいな状態で身につけたいですよね。
そのためにはきちんとしたお手入れをするように心がけましょう。

まずお手入れのコツとして保管場所が挙げられます。
着た後はハンガーにかけてクローゼットなどにすぐにしまいたくなりますが、必ず陰干しするようにしましょう。
そうすることでガビの原因となる湿気を取り除くことができます。
湿気の少ないと感じる日でも、ジャケットは身につけているので汗などで少なからず湿気はあるはずです。
ですので着た後に陰干しすることは大切なので覚えておきましょう。
また、陰干しの際には風の通りが良い場所を選んでください。

そして、意外と忘れがちなのが着用後のブラッシングです。
１日着て歩いたスエードジャケットは目には見えなくても汚れていたり、ホコリが付いていたりします。
ですので、帰ってきたら必ずブラッシングをして、さらに乾拭きもするとよりよいです。
天候によっては、雨や雪などで濡れてしまうことも有ると思います。
そういった場合には強くこすらずタオルで抑えるように水分を取りましょう。