アパートで足音の騒音について苦情言われた時の対処方法について

アパートに住んでいると、近隣の音が気になる場合があります。また逆に足音などの騒音について苦情を受ける場合も。

苦情言われた場合は、どうしたら良いのか?ひたすら謝るというのも、良い対策とは言えません。

ここでは苦情を言われた場合、まず考えることや確認することについて紹介をいたします。もちろん苦情相手への対策についてもご紹介をいたしますので、参考になさってください。

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アパートでの騒音で苦情言われたら、まずは相手の立場になってみよう

注意されるほどうるさくしたつもりがないのに、同じアパートの住人から騒音がすると苦情言われたら驚きますよね。自分では迷惑を掛けるほど音を立てているつもりが無ければ、相手が神経質なんだと思ってしまいたくもなります。

騒音で苦情を言われたら、まずは自分の行動を振り返ったり、相手の立場になって考えてみましょう。

例えば、足音やドアを閉める音、その他の生活音など、自分や家族の中では普通だと思っている音でも騒々しいと感じる人もいます。

壁等を伝って響く音は、自分が聞いている音よりも大きく聞こえたり耳障りな不快な音に聞こえることがあります。

聞こえてくる音が一度不快と感じると、同じ家から聞こえてくる音全てに敏感になってしまうため、苦情に繋がりやすいです。

子供がいれば、子供は騒ぐのは当たり前と思って自由にさせている家庭もあれば、同じ子供を持つ親でも家では騒がないのが当たり前という家もあります。子供が多少騒ぐのは仕方がないにしても、「多少」のレベルは人それぞれです。

また、昼間は活動するので多少の生活音がして良いけど、夜は静かに過ごすというのが一般的です。夜は静かにするというのは常識ですが、昼間だから多少うるさくしても良いと言う事ではありません。

全ての人間の生活時間が全く同じではありません。日中生活している人は昼に活動して夜眠るのが基本ですが、夜勤等で働いている人は夜活動して日中に寝るのが基本です。昼夜逆転している人は、日中は多少うるさく感じるのは仕方がないと思っている人は多いと思いますが、寝ようとしているときの音は気になるものです。

特に、朝や夜の時間は人によって変わります。このくらいの時間なら良いだろうと自分の中の常識で判断せずに、周りに配慮しましょう。

アパートで騒音に対して苦情言われた時の確認事項

アパートで騒音の苦情を言われたら、いくつか確認をして欲しいと思います。

というのも、アパートのような集合住宅では、聞こえてくる音の方向にある部屋が音の発生源だと思ってしまいますが、予想外な場所が音の発生源のケースも珍しくないからです。いつ、どこから、どれくらいの時間、どんな音が聞こえているのかを具体的に確認しましょう。心当たりがある場合は、改善するようにします。

例えば、「週末のたびに大人数で騒ぐ声や音がうるさい。昨日も同じようにうるさかった」という苦情を言われたとします。しかし、週末に家に人を呼ぶ事はないし、昨日は一日外出していたとなれば、明らかに自分の家が原因ではないことが分かります。

しかし、明らかに自分の家からの音ではないと言い切れない場合や、もしも自分の家の音が響いているのかも?と心当たりがある場合は、自分たちの行動や工夫をしているかどうかを振り返ってみてください。

人が生活している以上、多少の生活音は発生してしまいます。それでもアパートに住んでいるなら近隣への配慮をしたり、音をさせないための工夫は必要です。

足音などの騒音対策に防音カーペットやマットを敷いたり、子供にもしっかり言い聞かせていますか?

もしも何もしていないのであれば、アパートで生活するための配慮や工夫が足りていない可能性があります。

テレビの音が必要以上に大きなボリュームになっていないか、昼夜問わず大きな音を出していないか等も振り返ってみましょう。

アパートの騒音について苦情言われたら、取るべき行動について

アパートの住人から騒音について苦情を言われたら、気持ちのいい物ではないですよね。申し訳ない気持ちになったり、生活しにくく感じたり、逆に腹が立つ場合もあるでしょう。しかし、苦情を言ってきた人もたまりかねて勇気を出して言ってきている場合もあります。苦情言われたら冷静になって行動しましょう。

まず、苦情を言ってきた相手が分かるなら、謝ります。自分達に心当たりがなかったとしてもまずは謝って冷静に話し合えるテンションまで落ち付けましょう。その上で騒音の詳細が分からなければ尋ねてみましょう。

もしも、アパートの住人から直接苦情を言われた場合は、謝って詳細を尋ねます。

それで心当たりが全くない場合は、すぐに管理会社等に報告してください。住民同士でやり取りして直接誤解であることを伝えると、信じてもらえずに水掛け論でトラブルに発生する可能性もあります。

心当たりがある場合でも、住民間のトラブルを避けるためにも報告しておきましょう。

心当たりがあっても無くても、自分達の部屋が騒音の原因である可能性があるのなら、対策をしましょう。

今まで以上に静かに行動するようにしたりして、様子をみます。管理会社経由で対策をしていることをアピールしても良いでしょう。

ただ、アパートによってはどんなに対策をしたり気を付けても構造上、音が気になってしまう場合があります。そんな時は管理会社に苦情は自分の家にだけなのか確認したり、建物自体に何か対策が出来ないか聞いてみても良いでしょう。

足音の騒音を軽減する対策

アパートでは、足音がうるさいという騒音の苦情が多いです。足音は床を伝って階下へ音が降り注ぐ形になるので、苦情に繋がりやすくなります。多少は致し方ない事ではありますが、工夫次第では足音が響きにくくすることは出来ます。

普通に歩くとかかとから床に接地するため、ドスドスと音がしやすくなります。自分の耳にはそれほど音が届いていなくても、低い音が響きます。そのため、かかとから接地しないように優しく歩くように気を付けるとドスドスという音は改善しやすいです。

裸足で歩くとペタペタという音がする場合があるので、出来るだけ靴下やスリッパなどを履きましょう。ただ、スリッパは引きずって歩くとズリズリと音がしますし、ソールの固いスリッパだとペタペタ音になる事があります。

イスを引く音や子供がおもちゃを床に投げた音や物を落とした音なども足音と同じく響きます。

弾力性のあるマットやカーペットを敷くと、足と床板の間にクッションが出来るため、音が軽減しやすくなります。室内全面に敷くのは難しいと思いますので、よく移動する部分や子供が遊ぶ場所などに敷くのがお勧めです。

アパートで足音などの騒音で苦情を言われないための秘策

アパートで苦情を言われると住みにくくなってしまいますので、苦情は言われたくないですよね。出来るだけ苦情を言われないようにするために出来ることは、室内の工夫や子供へのしつけだけではありません。

もちろん、近隣への配慮は必要不可欠ですが、ご近所付き合いも大切です。

お互いに顔が分からない相手には比較的苦情が言いやすいのですが、お互いの顔が分かっていると何かトラブルになるとお互い気まずくなるため、苦情が言いにくくなります。

そのため、アパートの住人と会ったらしっかり挨拶をしましょう。出来れば仲良くするところまで良ければ良いですが、にこやかに挨拶するだけでも構いません。

子供がいる場合は特に、引っ越し後は挨拶をして先に謝ってしまうのも手です。顔を合わせるたびに言うとしつこいですが、ちょっと騒がしくしてしまったと思ったら、挨拶をするときに謝ったりしましょう。

顔見知りや好感が持てる人、好印象の人には寛容になりやすいので、大目に見てもらえる可能性が高まります。

逆に悪印象を付けてしまうと、苦情を言われやすくなってしまう可能性もあるので注意してください。

全ての人に通用する方法というわけではありませんが、人間関係を構築することは苦情防止に役立ちます。