寒い季節になると、どこからともなく入り込む隙間風が気になります。風が入り込む場所を探ってみるとアパートのドアに隙間があり、冷気などが入り込んでいる場合も。
ここではそんなドアの隙間風を防ぐ対処方法についてご紹介をいたします。
ドアは調整次第で隙間をなくすことができるので、まずは修理が可能かどうか相談をしてみてください。
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アパートのドアの隙間は管理会社に連絡をして調整をお願いしよう
寒い季節に暖房をつけても隙間風が入って来るのでは暖房代が無駄になるばかりか、快適な生活とはかけ離れてしまいます。
一般的にドアの隙間というのは、ドア自体が動いてしまう事によっておきます。
木造の建物は木でできております。
木というのは湿度によって乾燥や膨張しますので季節によって木が動き、ドアも自然と角度が変わったりしています。
そうした時にはドアについている丁番のネジなどを調整してあげるときちんと閉まるようになります。
アパートのドアに隙間があった場合には、まず管理会社に連絡をして相談してみましょう。
大抵の場合は管理会社から担当者が来てドアの調整を行ってくれるはずです。
調整をしてもアパートのドアの隙間から風が入る場合の対処法
ドアのネジを調整してもらったのにまだドアから隙間風が来る時には、自分で何か手立てを考えた方が良いでしょう。
ドアを全体的に見てみて、目に見えて分かる隙間が無いかを確認してみましょう。
その時に目に見えて分かる隙間を見つけたら、それはその部分から相当冷気が入ってきていると考えられますのですぐさま対処する必要があります。
目に見えては分からないけれど手をかざすと冷気を感じるという時には、分からない程度の隙間があるということですのでやはりその部分は塞いで冷気をシャットダウンしましょう。
ドアからのすき間風に悩まされている人はたくさんいますので、ホームセンターに行くと、実に様々な隙間を埋めるための商品があります。
代表的なものは隙間を埋めるテープでして、これは隙間風が入って来る部分に合わせて用意されていますので、ドアの状態を確認して場所にあったものを使うようにしましょう。
特に玄関ドアの周りは小さな砂や砂埃がたくさんある場所です。
ゴミが残っているとテープがしっかりと付かなかったり、ゴミが挟まってわずかな隙間ができてしまう事もありますので、貼る前にはゴミをしっかりと取り、隙間ができないようにしましょう。
アパートのドアの隙間を自分で調整する方法
ドアの調整を頼んでも管理会社から自分でするように言われた時には、工具箱からドライバーを取り出して自分で調整しましょう。
自分でできる自信が無い時には先ほども言いましたが、ドアの調整は素人では手に負えない事もありますので迷宮入りさせてしまいそうな時にはまずメーカーに確認してみると良いです。
ドアを確認して製造メーカーを確認し、メーカーが分かった場合には製造元に相談してみましょう。
自分でやってみようとお考えの方はドライバーを使って丁番のネジを調整しましょう。
製造元が分かってドアの型式も分かれば、インターネットで検索すると説明書がヒットする事もありますのでお試しください。
説明書がある場合にはそれに従ってネジを調整してください。
- ドアが上下にずれている時
丁番は上下に二か所付いていますので、ずれている方に近い丁番の中心にあるネジを調整していきます。
ネジは右に回すと上に上がり、左に回すと下がりますので、ドアの状態を確認しながら少しずつ調整しましょう。 - 左右にドアがずれている場合
隙間風が入って来る場合にはドアノブと反対側にずれているという事が考えられます。
ドアの枠についているネジを調整してドアの傾きを修正するのですが、最近のドアはそれぞれのネジにどこに作用するのかといういう事も表記されている事がありますので、ネジを確認してみると良いです。
アパートの室内にさらに冷気を入り込ませない工夫
玄関と生活スペースとの間にさらにドアがある場合や暖房をつけていない部屋からの隙間風が気になる事もあります。
部屋と部屋の間にあるドアは、換気の関係上ドアの下に隙間がある場合がありますが、冬場はこの隙間からの風が冷たく気になる事が多々あります。
ドアの下にあるすき間を埋める
ホームセンターに行くとドアの下の部分に使える商品が売られていますが、身近にあるものでもすき間を埋める事ができます。
荷物を梱包する時に使うエアクッションを使います。
横の長さはドアの幅に合わせ、縦の長さは厚さプラス3センチにエアクッションを切ります。
それから横の長さに合わせて直径1.5㎝の棒を作ります。
棒の直径はすき間の高さに合わせてください。
同じものを二本作り、先ほど切ったエアクッションの両脇に貼ります。
あとは出来たものを扉の下に壊れないように差し込むと隙間風がシャットダウンされ、冷たい風が入って来なくなります。
時々ドアを開けたり窓を開けるなどして意識して換気をするようにしてください。
隙間テープの定期的なお手入れも忘れずに
ご紹介してきた隙間テープはドアの隙間を埋めるためには手軽で便利なものなのですが、一度貼ったからと言って効果が永遠に続くわけではありません。
ドアは毎日何度も開閉を繰り返しますので、隙間テープも一緒に動けば劣化していきます。
隙間テープにもメンテナンスを
ヘタってしまうとしっかりと隙間を埋められなくなってきますので、また冷たい風が気になる時や見た目に古くなってきたと感じた時には隙間テープを新調しましょう。
よく使うドアと使わないドアでは当然よく使うドアの方が劣化が早いです。
隙間テープは数百円から入手する事もできますので、よく使うドアは1年に1度くらいのペースで取り替えても良いかもしれません。
テープですので交換の際にうまくはがれない事もあります。
あらかじめシール剥がしのようなものを使って剥がすと跡が気にならずにキレイに剥がせますので積極的に使うと良いです。